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川崎建築設計室 四日市事務所 (兼 自邸)

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三重県四日市を東西の主要な道である柳通りに面した、古民家の事務所兼自邸への改修。葦簀天井や床など茶人であった前オーナーのお母様の趣味を思わせる建築要素のある住宅の改修を行い、その要素を活かすような設計としました。

玄関は既存の廊下をなくし、収納力と開放感を両立させた改修計画です。別荘建築の手法を取り入れ、玄関扉を開けた瞬間、ダイニングの先の紅葉まで視線が抜ける奥行きと抜けを創出しました。

出入口は高さを1,600mmに抑えたアーチ型の開口とし、プライベート空間への緩やかな境界としています。また、引き戸を閉めると、扉枠が消え、一面の板壁へと変化。オフィスにゲストを招く際は、壁として床(とこ)を飾るような使い方も可能です。

ダイニングは中庭に向けて開くような構成とし、約2m角の大きな一枚の引き戸としています。ソファベンチは既存の窓と高さを合わせ、ゆったりと寝転びながら庭を眺めることができます。

壁と天井のは元々、この住宅の畳の下の板材として使われていた杉板を再利用し、仕上材としています。年数が同じだからか、既存の梁との色味が合っており、違和感なく既存部分と改修部分が調和しています。

竣工年:2025年12月

所在地:三重県四日市市元新町

用途:住宅/オフィス

敷地面積:212.47m2

建築面積:93.89 m²

延床面積:123.707 m²

規模:地上2階

構造:木造

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